つまらない没漫画の特徴
自分で言うのは苦しいですが、「つまらない没漫画」の一覧です。
自分で読み返して、「つまらない原因」を忘れないようにしています。
よろしければ、「つまらない要素」を探しながらご覧ください。
闇の入り口 | |
タイムマシンと恋心 | |
サッカーVS野球 | |
大嫌い | |
占い師の別れ話 |
過去に自分が創作した「つまらない没漫画」を読み返すと、悲しくなります。
この悲しみは、もう二度と繰り返したくありません。
自分の戒めとして、「つまらない要素」をまとめておきます。
《つまらない漫画のキャラクター》
- キャラクターの動機が弱過ぎる
- キャラクターの葛藤がない
- キャラクターの隠し事がない
- キャラクターの嘘がない(正直過ぎる)
- キャラクター同士の争いがない
- 見たことがあるようなキャラクター(新しくない)
- 会話ばかりでキャラクターが動かない
- キャラクターの行動がショボイ
《つまらない漫画のシナリオ》
- ハラハラする展開がない
- 見たことがあるような展開(新しくない)
- 見たことがあるような世界観(新しくない)
- 暫く頭から離れなくなるような見せ場がない
- シナリオに「秘密要素」がない
- 怖い展開がない
- ホラーの対象が見えてしまっている
- 共感できる見せ場がない
- 笑えるポイントがない
- ためになる知識を提供していない
- 取材をしないで適当に書いている
- 起承転結の完成度が低い
- シナリオが短すぎる
- 異なる要素がクロスしていない
《つまらない漫画のコマ》
- 効果的な間がない
- 顔アップ以外の表現がない (「小物だけ」や「手だけ」などの表現を使えていない)
- 情報量が多いコマを分割できていない
- 「俯瞰視点」と「あおり視点」が使えていない
- カメラの「アップ」と「引き」が使えていない
「つまらない没漫画」と言っても、描いていた当時は本気でした。
漫画を完成させた時は、誰もが「面白い漫画描けた!」と思うものです。
その漫画たちは、我が子のように可愛い存在となります。
しかし残念なことに、勉強不足だと評価は伸びません。
作者も勉強が進むにつれ、「この漫画つまらない…」と気付いてしまいます。
これが本当に辛いです。
「つまらない没漫画」を防ぐには、「勉強」→「実践」→「活動継続」しかありません。
やはり漫画は、勉強して発表を繰り返すごとに、評価が増えていきます。
無数の「つまらない没漫画」から、「面白い漫画」ができるわけですね。
「つまらない没漫画」=「無駄」とはなりません。
私は、このページで公開した没漫画を、とても大切にしています。
自分の創作を見つめ直す、「最強の教材」と言えるでしょう。
没漫画を隠す漫画家さんが、殆どだと思います。
「つまらない没漫画」は意外と貴重で、見る機会が少ないでしょう。
私は逆に公開する道を選びました。
公開している没漫画から、何かしらの学びがあれば嬉しく思います。
見る角度によっては、「逆に面白い漫画」となるでしょう。
これかも創作活動を頑張ります!